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カセンティーノウール
イタリアでは伝統的な素材
カセンティーノとは、イタリア トスカーナ地方で古くから織られている伝統的な織物です。
ルーツは狩人や羊飼いの洋服
元々は狩人や羊飼いの人々が、傷が目立たないようにと最初から生地をカールさせて仕上げたことが由来になっています。
一見毛玉だらけに見えますが、特別に加工したものなのです。
通称ナッピングウールとも呼ばれています。
貴族も愛用するように
元々はアウトドアやカジュアルシーンで使用されることが多かった生地ですが、
貴族も愛用するようになり、今では秋冬の伝統クラシック素材とも言えます。
イタリアファッション
世界的にも有名なメンズの展示会PITTI UOMOにはイタリア中のオシャレ男が集まります。
秋冬シーズンとなると、このカセンティーノウールを良く見かけるほど、現在でもオシャレ素材として、
各ブランドが採用しています。
PITTIで見かけるカセンティーノウール
PITTIでみかけるカセンティーノアイテムは、鮮やかな色目のものが多く、とても華やかです。