母に捧げるブランド
南フランス・マルセイユ近郊の小さな町で生まれ、
農家を営む両親の元で育った1人の男の子。


今はこんなにおっきくなりました。

そんな彼は18歳の時、パリにあるファッションスクール(ESMOD) に入学。
が、2008年、再愛の母親が亡くなったことで、入学後数か月で中退。
その後、エディター、スタイリストのアシスタントを経て、独学で服作りを習得。
19歳という若さで、自身のブランド立ち上げ、
2009年に小さな自分のお城:アトリエを構えて服作りをスタート。
その男の名はSIMON PORTE JACQUEMUS(サイモン・ジャックムス)
Jacquemus
そして、その彼が19歳の時に立ち上げたブランド。
それが『Jacquemus』
ブランド立ち上げから2年後。
21歳でパリコレでランウェイデビュー。
ショーの3週間前にやろうと決めたショーの予算は3000ユーロ
(当時約41万4000円※今現在だと約50万9250円)
とにもかくにも、ショーの予算としてはあり得ない赤ちゃんレベル。
が、今やJacquemusを纏うスターたちは数知れず。
Zendaya

Kylie Jenner

BEYONCE

勢いとヤル気だけを持って、
フランスのファッション界に新星の如く現れたSIMON JACQUEMUS。
そして『Jacquemus』
ブランド名である『 Jacquemus 』 は、亡くなった母親の旧姓。
その想いの元、毎シーズンのコレクションで描くストーリーは、
母親や生まれ育った南フランスにまつわることが多いという。
Jacquemus’s SHOW TIME
そして、そんな彼のショーへの斬り口・創造は新しく面白いものが多い。







2013-14年秋冬のショーの会場はプール。
2014年春夏のショーはゲームセンター。
2014-15年秋冬のショーでは、観客全員に同じ白い服を配り、
会場全体が白に染められた。
その後も、ビーチ、野原、宮殿etc…
創りたいと思ったものはなんだって作る。
やりたいと思ったショーは何が何でもカタチにする。
彼の中に「できない」「やれない」という言葉はない。
ブランド設立時はウィメンズコレクションのみだったが、
2018年よりメンズラインを立ち上げ。
ファッション界を縦横無尽に確実にJacquemus色に染めていっている。







カタにはまる、とか、慣れるダレるという言葉とは無縁に見えるSIMON PORTE JACQUEMUS。
「ひらめき」を大切にし「ひらめき」をカタチにする能力者SIMON PORTE JACQUEMUS。
そして、彼はこんな潔い言葉を言って放つ。
「もし自分の作りたいものがわからなくなるようなことがあれば、
その時はきっぱりファッションデザイナーをやめるよ」

ファッション界という華々しい世界に身を置きながら
こんな邪気のない、ナチュラルな顔をしているJacquemus。
魂を南フランス・マルセイユに置きながら、
お母さんに守られて創り続ける彼は、
イイ意味で染まることのない、いつまで経っても無邪気なまま。
稀有なデザイナーなのかもしれません。
この顔。この名前。このブランド。覚えておいてください。
『Jacquemus』

元々知ってる方も、初めて知った方も、是非こちらをCHECK。