1948年からのイタリアの年代別アート写真

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1954年

トラットリア(Trattoria)て何?

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看板に「Trattoria」と掲げられた店を見た時皆さんは何を思い浮かべますか?

(完全に余談ですが私は漫画『食戟のソーマ』のアルディーニ兄弟が思い浮かびます。(笑))

話を戻して、「イタリア料理を提供してくれるレストラン」と思った方、惜しいです。

今回のブログはそんな日本でもたまに見かける存在、「トラットリア(Trattoria)」について。

日本にも「居酒屋」や「料亭」、「カフェ」といった様々なカテゴリーの飲食店がありますが、イタリアでもそれは同様です。

イタリアでそのうちの一つがトラットリアなのです。そしてリストランテ(イタリア語でレストラン)とは少しニュアンスが異なります。そこで今回のテーマは 「Le differenze tra ristrante e trattoria (リストランテとトラットリアの違い)」で参りましょう。

まずリストランテの説明から。

リストランテとはかなり品のある料理店のことです。そして種類は多岐にわたっており、それこそ Ristrante giapponese (日本食レストラン)もありますし、独創的なメニューを提供するような店もリストランテです。どこのリストランテもシェフたちが施行を凝らし素材の質と味を求めているため、値段もそれなりにしますし、エレガントな空気感であることがほとんどです。

ではトラットリアとは?

日本での飲食店に分類すると一番近いのは「大衆食堂」でしょうか。メニューはその地域独自の郷土料理がほとんどで、食材も地元のものを使い、地域に密着したような飲食店です。

私のイタリア人の友人にトラットリアについて尋ねると、

「マンマを思い出させるような味で、みんなが気軽に来るような店。それと地産地消だね。ご飯を食べられる店って意味では同じだけど、リストランテとは全然違う」

とのこと。

あとデートとか、誕生日とか良い雰囲気を出す場面ではトラットリアはあまり使わないんだそう。日本でも大衆食堂をデートスポットとしてチョイスしないことの方が多いかなと思います。

「トラットリアとはなにか」を知った前と後では日本で「Trattoria」と名乗る店を訪れた時のメニューを見方、店内の雰囲気の感じ方が変わるのではないでしょうか。

トラットリアに地元の人々の活気が集い、みんなが郷土料理を口にする。イタリアで撮られたこの写真が不思議とあなたの郷愁を思い起こさせるかもしれません。

1954年撮影

-1954年

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