
若い頃は親や周りに甘えて、好き勝手に生きてきた。
そんなツケもあってか、35歳で会社を始めてから、
人との関わりの中で、何度も壁にぶつかってきた。
言葉が伝わらない、気持ちがすれ違う、期待して傷つく。
人間関係って、本当に難しい。
でも、そんなときにふと仏教の言葉に触れると、
スッと心が静まる時がある。
仏教では、「人生は苦である」と説いている。
これは悲観ではなく、「思い通りにならないことが人生だ」という現実の受け止め方。
そして、その苦しみの多くは人間関係からやってくる。
だから、うまくいかないときこそ、自分にこう問いかけるようにしている。
誰かを責める前に、自らの未熟さを見つめているだろうか
支えられている事実に、きちんと気づけているだろうか
相手との違いを受け入れ、尊ぶ気持ちを忘れてはいないか
他者の言葉に、耳ではなく心を傾けているか
まだまだ完璧じゃないけど、
こういう余裕を少しずつ持てるようになってきたような気がする。

そんな心の在り方を思い出させてくれるのが、
『スッタニパータ』という仏教の古典にある一節。
その中に、こんな言葉がある。
「尊敬と謙遜と感謝と、そして教えを聞くこと──これがこの上ない幸せである。」
う~ん、沁みる!
この言葉を、これからも大事にしていきたい。
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