イタリアの古き良き時代とチンクエチェントに見る風景
フィアット500 (FIAT500)は創業110年以上のイタリアの自動車製造会社 フィアットが製造・販売していた自動車です。イタリアはもちろん世界でも有数の自動車メーカーです。
その長い歴史の中で色々なモデルの車種が生み出されてきました。中でも際立って印象深いのは歴代の”チンクエチェント”でしょう。イタリア語で”500”を意味するチンクエチェントは、初代モデルのデビューが約80年前で、現行車モデルとなったNUOVA 500は誕生してから60年余り、そして現行車のチンクエチェントは日本に上陸してから10年を超えました。
チンクエチェントの歴史は、”トポリーノ”の愛称で知られる500から始まりました。トポリーノは映画”ローマの休日”にも登場し、イタリアの古き良き時代を思い出させてくれます。
また「息の長い」というのがチンクエチェントをおすすめしたい理由のひとつ。頻繁にモデルチェンジを行なうと、大概は途端に前モデルが陳腐化してしまうが、チンクエチェントは《変わらない》ことで新鮮味を保ち、完成されたデザインには小手先のテコ入れは不要であると示しています。ですが人と違うものを好む層に応えるため、毎年趣向を凝らした特別仕様車がリリースされているのはチンクエチェントをこよなく愛するファンには嬉しいことです。
(1953年撮影)
(1954年撮影)
(1957年撮影)
(1958年撮影)
(1959年撮影)
(1961年撮影)
アバルトの歴史を刻んだモデル 1963 FIAT ABARTH 595
現在のABARTHで主力モデルとして支持されている595シリーズ。この595という半端な数字は、かつて*ABARTHの名を広く知らしめた人気車種のモデル名に由来しています。このご先祖といえるモデルが、1963年に登場した『FIAT ABARTH 595(フィアット・アバルト 595)』です。現行モデルと同様に『FIAT 500』をベースに、高性能なクルマを求める若いファン層に向けて製作されたもので、アバルト・マジックと呼ばれる高度なチューニングが施されていました。
*アバルト(Abarth)は、イタリアの自動車メーカーである。1949年、トリノにて設立され主にフィアット車を用いての自動車競技への参加や自動車部品、改造車の販売等を行っていました。1971年にフィアットに買収され、ラリーを中心とした競技車の製作を担当する部門に変わっていきました。
(1963年撮影)
(1965年撮影)
(1968年撮影)
(1980年撮影)










