さぁ、ペイズリーを着こなそう!
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そもそも、ペイズリー柄とは?
およそ200年前に、イギリスはペイズリー市でこの柄の織物が量産されるようになり、模様は生産地の名前を取った「ペイズリー」と呼ばれるようになりました。
日本語では松毬(しょうきゅう)模様と訳され、勾玉模様とも言われます。日本にペイズリー柄が盛んに入ってくるようになったのは、インドとの貿易が盛んであったオランダやイギリスの貿易が行わわれるようになってからだと推定されています。
優美な曲線、草花を元にした模様の繰り返しは、人に安心感を与えると言われています。
ペイズリーの形は植物、胎児、尾を引いた生命の塊などに例えられ、生命力や霊魂と結び付けられることもありますが、ペイズリーの発祥の地として挙げられているイランやインドでは、本来、模様が持っていた宗教的意味や象徴性は忘れられ、単純に装飾として使われているようです。
着こなしのコツ
小物を取り入れる
まだ、柄物を着なれていない、これから着ていきたいという方にオススメなのがこちら。
ネクタイやスカーフ、チーフやシューズなどで一点投入する事で遊び心の演出もでき、コーディネートのアクセントにもなります。
ペイズリー柄のシャツ
慣れないうちは小さめの柄のものから着るのが良いでしょう。
柄が小さいものは主張が少ないので、コーディネートのおさまりが良くなります。
柄が小さければ取り入れやすいので、購入時などに迷ったら柄が小さいものを選んでみましょう.
一枚着ているだけでも主役級の存在感を出せる大きな柄のシャツは他のアイテムと同系色で取り入れたり、コンビネーションで取り入れることでスマートに魅せることができます。
また、柄の大きさに関わらずジャケットの下に着用したり、ニットと組み合わせて襟や裾を出したりすることで、ワンポイントアクセントとしても活用できます。
ペイズリー柄の有名なブランド
ETRO
エトロは1968年の創業以来、イタリアンスタイルを代表するファッションハウスです。ペイズリーは、もはやエトロの専売特許と言っても過言ではないのではないでしょうか。
ペイズリー模様に惹かれたジンモ・エトロは、当時既に廃れていたこの独特な模様を復活させるべく、ETROのブランド名でペイズリー柄の製品を次々に作り出してきました。
そして、それらの現代的なセンスを織り合わせたホームコレクションが話題を呼び、その後トータルブランドへと成長し現在に続きます。
ROSI COLLECTION
イタリアのアレッツォで生まれたブランドです。
色と柄を巧みに使い男心をくすぐるROSI COLLECTIONはストールを中心として、蝶ネクタイ、ジレ、ポケットチーフなどを展開しています。
その特徴はと言うと、イタリアらしい高発色のカラーを使ったり、多彩な柄の展開にあります。
BRIONI
イタリア ローマにて1945年に創業した紳士服のブランド。
最高級の素材を使用し、落ち着きのある色をあしらった気品溢れるデザインが魅力です。
世界中のセレブレティに愛され続けるイタリアンエレガンスの代名詞となっているブランドです。